腹横筋(インナーマッスル)の特徴とお腹周りの引き締めについて。　【パーソナルジム　新宿・代々木】

2023.08.22

こんにちは。
EXEEDの高橋です。

本日は腹横筋と呼ばれる腹部の深層筋(インナーマッスル)とお腹周りの引き締めについて深掘りしていきたいと思います🔍

お腹周りには腹筋群といって4つの筋肉が存在しており、表層から順に腹直筋、外腹斜筋、内腹斜、腹横筋に分かれています。
腹横筋は最も深層に付着しているため、体幹のインナーマッスルに分類されます。

腹横筋は肋骨や腸骨から恥骨に向かって付着している筋肉で、作用としては「肋骨の内旋」と「腹腔内圧の上昇」と解剖の本には記述されてますが、それ以外に腹横筋には『腹部内臓期間の保護』の役割があります！

実際、腹腔内圧の上昇する事によって腹部の内臓器官を保護しているっていう表現が正しいですかね。

腹部内臓器官とは横隔膜より下の腹腔で覆われた内臓器官の事で、『胃や腸』などを指します。

硬い胸郭で覆われている肺などの胸部内臓器官と違って、腹部の内臓器官は骨性の保護がありません。

 

腹腔の内圧が低いと腹腔が萎んだようになり、中にある内臓器官が圧迫されたり、内臓器官が下垂したりしてしまいます。

腸が下垂すると食物の貯留が起こって便秘になったり、胃が下垂すると胃の消化運動が低下して消化不良を起こしたりしてしまいます。

このように、腹横筋は姿勢だけではなく、内臓器官にも影響を及ぼしているので、腹横筋がしっかり働いて腹圧を一定以上に高めてくれる事が大事になります。

反り腰などの不良姿勢により、筋肉の長さが変化して適切に機能しなくなる事により、内臓器官に下垂が原因によって「痩せているのにお腹周りのぽっこりになっているかもしれません。

 

EXEEDではウエイトトレーニングだけではなく、一人ひとりの身体の状態に合わせてピラティスによりインナーマッスルを強化する事も可能となっております。

この機会に是非体験セッションにお越しください。